13日目 PICU8日目
この日は、産院を退院するときに、予約していた1か月検診の日。
1か月検診は、産後の母の体調と、赤ちゃんの様子を見る日
はぁたんが、入院していないけど。。。
帝王切開をしたので、傷口、経過をみてもらおうと一人で産院へ。
あぁぁぁ なんで私一人なんだろう。
はぁたんいないんだろう。
確かに私は赤ちゃん産んだのに、腕の中にいないんだろう。
周りには幸せな妊婦さんばかり。
元気に産んであげられなかったことを、また後悔してしまう。
こんなことは思ってはいけないけれど、うらやましい気持ちが・・。
普通に産まれてくることが、どんなに素晴らしいことなのか実感した。
2週間検診の時に担当してくれた、看護師さんがいて顔を見ただけで、涙がでた。
その後を心配してくれてて、PICUにいることを報告した。
家にそろえてある、ベビーバス、ベッド・・・1週間しか使ってないな。
妊婦生活どころか、妊娠前のような、ごく普通の生活をしている。
産んだのに、家にいないことが、腕の中にいないことが寂しすぎた。
15日目 PICU10日目
毎日終わりが見えない。
何が正解なのかわからない。
今日は今後の話
どちらかの選択
①この病院で気管切開の手術をする。
②静岡県立こども病院で、喉頭軟化症の手術をする。
ただし、1回の手術で治る場合もあれば、数回の手術をする場合がある。
(ここの病院の先生じゃないと、喉頭軟化症の手術ができないんだそう)
静岡を選んだ場合の、残った家族はどうするか。
すごくすごく悩んだ。
家のそばで、気管切開をする道。
でも、県外だけど、1回の手術で治ることにかけたかった。
1回で、元の体に戻れるチャンスがあるのに、試さず気管切開することは考えられなかった。
でも、すごく不安で、主治医の先生に
「生後1か月で手術することは、リスクありますか?」と聞くと
即座に、「苦しくて死んでしまうのと、手術するのとどちらがいいですか」と
逆に聞かれてしまった。
しっかり考えて、答えを出そう。
19日目 PICU14日目
薬でうとうと眠って2週間。
リミットの日だ。
今日が判断の日。
薬をやめてみて、呼吸の確認。
→やはりCPAPマスクだけでは難しく
手術 決定。
そして、先生に静岡県立こども病院での手術を依頼する。
その日のうちに、転院が決まった。
この決断が間違っていないこと信じて…。
はぁたんの、呼吸に負担がかからない一番の方法を考えて
最短で行ける、ヘリコプターでの移動が決まった。
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